• 鉄コの部屋2016
    鉄コーティング直播栽培への挑戦(5年目)
  • 播種後の水管理
    キーワードは「干す」

    播種後除草剤(オサキニなど)を散布して1週間湛水を保ちます。

    その後落水すると芽が切れて新芽が立ち上がってきます。

    これ以降の水管理です・

    以前は浅水状態を心掛け水を張っていました。

    すると必ず藻が発生したり、表層剥離は起こって水面に膜を張ってしまいます。

    水管理を変えました。

    基本的に「干す」。

    時々水分補給をしますが、基本は落水して発芽を促す

    そしてその発芽した新芽を中途半端な水管理で消さないことが肝要。

    ただ場所によっては干している時に、鳥害に会わないように気を付けなければなりません。

    太ももでも前年にカラスの大群で発芽したばかりの「ふくひびき」に大被害がでました。

    鳥害は早めの防鳥糸張りで防ぐことができます。

    表層剥離(土中のわらなどが分解してガスを出すことが原因)
    表層剥離(土中のわらなどが分解してガスを出すことが原因)
    藻(植物なので、田んぼにもともとその元があるのでしょうか)
    藻(植物なので、田んぼにもともとその元があるのでしょうか)
    干す水管理の例
    干す水管理の例
    鳥の足跡(おそらくカラス)
    鳥の足跡(おそらくカラス)

  • 播種前の排水対策(溝切のススメ)

    代掻きから播種までの間、通常3~4日間隔を空けて田んぼの表面を落ち着かせます。

    ただ干しすぎると田んぼが固くなって播種機の走行に苦労します。

    私は通常の田植えのように代掻き後一度水を張って水の中で泥を落ち着かせ、

    播種前日に落水しています。

    ただ圃場条件によって落水のタイミングを変える必要があります。

    また畔際や中だるみの水溜りは培土機で水切りして排水を促す工夫が必要です。

    畔の周囲に溝を掘って排水に努めた田んぼ。理想的です。
    畔の周囲に溝を掘って排水に努めた田んぼ。理想的です。
    片や中が窪くて大きな水溜りができている田んぼ。排水対策が必要です。
    片や中が窪くて大きな水溜りができている田んぼ。排水対策が必要です。
    水が溜まっていても土の表面が締まっていて、播いた種が沈まなければいいのですが・・・
    水が溜まっていても土の表面が締まっていて、播いた種が沈まなければいいのですが・・・
    畔際も低いので水が溜まっています。溝切して排水できればベターです。
    畔際も低いので水が溜まっています。溝切して排水できればベターです。

  • 代掻きの課題(スズメノテッポウ)

    春にはびこる雑草がスズメノテッポウです。

    良く乾く田んぼにほど発生します。

    この草の強みは水陸どちらでも生き残ること。

    代掻きをていねいにして沈めてしまわないと、

    田植え後田んぼでまた大きく生育していきます。

    育苗した苗を移植する田植だとイネもそれなりに大きいのであまり問題ありませんが、

    苗が小さい直播きだと体格のいいススメノテッポウはたいへんよく目立ちます。

    夏には枯れてしまうので直接の被害はあまりないのかも知れませんが、

    直播き田んぼのスズメノテッポウ対策は一つの栽培技術だと思います。

    ひとつの方策として耕起前にラウンドアップで枯らすやり方があります。

    大豆用のブームスプレイヤー(液状の除草剤散布機)があればいいのですが。

農事組合法人 太ももの会  山形県酒田市広野字福岡628-2 TEL.0234-92-3660 FAX 0234-92-3659